第14巻3550番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3550番歌
巻 | 第14巻 |
歌番号 | 3550番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 於志弖伊奈等 伊祢波都可祢杼 奈美乃保能 伊多夫良思毛与 伎曽比登里宿而 |
訓読 | おしていなと稲は搗かねど波の穂のいたぶらしもよ昨夜ひとり寝て |
かな | おしていなと いねはつかねど なみのほの いたぶらしもよ きぞひとりねて |
英語(ローマ字) | OSHITEINATO INEHATSUKANEDO NAMINOHONO ITABURASHIMOYO KIZOHITORINETE |
訳 | 私はあえて稲を搗かないが、稲穂が波のようにひどく揺れて気分がおもわしくない。昨夜は独り寝だったので。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 東歌、相聞、恋情、作業歌、歌謡、孤独 |